交通部観光局は23日、中国人自由旅行客の受け入れ上限を現在の１日当たり2,000人から3,000人に引き上げることで、内政部入出国移民署と合意に達したと明らかにした。実施時期については、移民署が増加への対応に向けて、人員、コンピューター、事務所などの増強が必要なため、予算計上のための見積もりが出てから決定するとしている。24日付経済日報が伝えた。
観光局によると、今年１～９月までに訪台した中国人自由旅行客は延べ31万1,700人に上り、前年同期比で３倍に増加した。申請件数は１日平均1,200人で、特に９月中旬以降は上限の2,000人を超えた。
しかし、業界関係者は９月中旬以降の件数急増について、ツアー申請が定員いっぱいで通らなかった旅行業者が、ツアー客を自由旅行名義で申請していることが原因だと指摘した。
