ニュース その他製造 作成日:2013年9月24日_記事番号:T00046033
ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)傘下の原材料メーカー、実聯化工のガラス原料工場(中国・江蘇省淮安市)が23日、生産を開始した。グループ初の原料工場で、同社は原料からの一貫生産が可能となった。投資額は13億米ドル。市場では実聯化工の年産能力が炭酸ソーダ100万トン、塩化アンモニウム100万トン、売上高が45億人民元(約725億円)に達すると予測している。24日付工商時報が報じた。
淮安工場は原料濃縮やアンモニア合成、梱包、排ガス浄化装置などの生産プラントの他、長さ1キロの埠頭(ふとう)など12施設で構成されている。台湾ガラスによると、実聯化工の重炭酸ソーダ年産能力は最大150万トンに達し、単一の生産ラインでは世界最大となる。実聯化工は原料を台湾ガラスへ50万トン(生産能力拡充後は70万トン)、2大株主である華夏玻璃にも10万トンを供給する予定だ。
台湾ガラス集団の林伯実総裁は、市場の需給状況を見極めた上で、工場を拡充する可能性もあると述べ、日本や韓国などへの輸出についても意欲を示した。
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