ニュース 電子 作成日:2013年9月24日_記事番号:T00046038
パソコン市場の低迷を受け、台湾ブランド大手2社、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)が合併すべきとの意見が浮上する中、CLSAアジア・パシフィック・マーケッツ(里昂証券)は、もし両社が合併すれば、双方に利をもたらす「ウィンウィン」の関係を築けると指摘した。24日付自由時報が報じた。
CLSAは合併によってASUSは経済規模の拡大、エイサーは営業支出減少がそれぞれ図れると説明した。その他、重複する物流、経営費用などの固定費の削減も可能だ。
また、両社は国際大手ブランドと比べ規模が決して大きくはなく、急激な市場縮小による打撃は大きいが、もし両社が合併すれば世界ノートPC市場シェアは約22%となり、聯想集団(レノボ)、ヒューレット・パッカード(HP)を一気に抜き首位に立てると指摘した。
なお、合併案について施崇棠ASUS董事長、エイサーの創業者、施振栄氏ともに前向きとも取れる発言をしている。
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