ニュース 電子 作成日:2013年9月24日_記事番号:T00046041
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が28ナノメートル製造プロセスにおけるフォトマスク、材料に関する問題点を相次いで改善しており、良品率が70%以上、部分的には80%を突破し、聯発科技(メディアテック)から大規模受注を獲得したもようだ。24日付工商時報が報じた。
UMCの28ナノプロセスは上半期、良品率が50%前後にとどまり、既に90%に達している台湾積体電路製造(TSMC)や第2四半期に70%を突破した米グローバルファウンドリーズ(GF)に大きく遅れを取り、受注争いで苦戦を強いられていた。
しかし8月以降、UMCは良品率を急激に向上させたことから、メディアテックが低価格携帯電話向けチップの大規模発注を開始。さらにHKMG技術による同プロセスでの量産開始が見込める来年初めにはクアルコムからの受注も獲得できる見通しだ。
また28ナノプロセスの良品率上昇を受けて粗利益率の向上が見込めるため、UMCの第3四半期営業利益率は第2四半期の3.6%から6〜9%に高まるとみられており、今期の本業利益は20億台湾元(約67億円)を超え、前期比2倍に成長すると証券会社は予測している。
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