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立法院で審議空転、施政報告できず


ニュース 政治 作成日:2013年9月25日_記事番号:T00046050

立法院で審議空転、施政報告できず

 王金平立法院長の国民党籍剥奪処分をきっかけとした政局混乱で、立法院(国会)は野党の審議ボイコットにより、17日の会期入りから空転が続いており、江宜樺行政院長は24日になっても施政報告(施政方針演説)を行えない事態となっている。


民進党議員らの持つ横断幕には「馬江政権が憲政を破壊している」などと書かれている(24日=中央社)

 江行政院長が先ごろマスコミのインタビューで、「立法院に王金平氏がいない状態の準備ができている」などと発言したことについて、野党民進党は「立法院の人事に指図するものだ」として謝罪を要求。江行政院長の施政報告を阻止する姿勢を崩していない。

 25日付工商時報によると、王立法院長は24日午後、江行政院長による施政報告を行うと3回にわたり宣言したが、民進党が抗議のプラカードや横断幕を手に阻止し、江行政院長は演壇に登ることができなかった。そのため、審議は休憩に入ったが、その後の与野党折衝でも歩み寄りは見られなかった。