ニュース 医薬 作成日:2013年9月25日_記事番号:T00046059
杏輝薬品工業(シンファー・ファーマシューティカル)の李志文董事長は24日、免疫増強、疲労回復など幅広い効果があるとされる漢方薬原料、「管花肉蓯蓉(カンカニクジュヨウ)」の生産面積拡大や成分抽出工場の拡充を行うため、来年中国に3,000万人民元(約5億円)を投資すると表明した。25日付蘋果日報が報じた。
杏輝薬品の中国子会社、杏輝天力杭州製薬は、2011年に無店舗販売大手の米アムウェイと保健食品用にニクジュヨウ原料を供給することで10年間の契約を交わしている。同製品は中国でも販売認証を獲得したことから需要が逼迫(ひっぱく)している。
こうした中、傘下でニクジュヨウの栽培を行う新疆和田天力沙生薬物開発(和田天力)は、新疆ウイグル自治区で自社保有5,000畝、地元農家と契約する8万ムー(約5,333ヘクタール)の栽培面積を確保しているが、来年はこれを12万~16万ムーまで拡大する計画だ。
このほか、李董事長は来年から植物性新薬7種類の臨床試験を中国で開始すると表明した。
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