ニュース 電子 作成日:2013年9月25日_記事番号:T00046064
緯創資通(ウィストロン)傘下の緯穎科技服務(Wiwynn)は24日、同社の中小企業向けクラウド・アプライアンス製品「AP500」に中華電信のクラウド向けOS(基本ソフト)「Virtuoso」を組み合わせ、台湾、中国、東南アジア市場に進出すると表明した。25日付蘋果日報などが報じた。
ウィストロンの林憲銘董事長は、「今回の提携を第一歩とし、今後より顧客を満足させる製品を開発して欧米市場にも展開を拡大する」と語った。
なお緯穎科技は今年、目標売上高を100億台湾元(約330億円)としているが、来年は下半期にマイクロソフト(MS)がフィンランドにクラウドデータセンター建設を計画していることから同社のサーバー出荷量は今年に比べ2〜3倍に増加し、通年売上高も150億〜200億元まで成長すると見込んでいる。
一方、英業達(インベンテック)も同日、クラウド事業の発展を目指し、5,000万米ドルを投じて中国にエリア経営本部を設立することを董事会で決議した。同社広報担当によると、中国本部はハード、ソフトを含めたクラウド向け統合ソリューションの提供を目的として研究開発(R&D)、資金管理、物流サービスなどの機能を担うことになる。ただ設置地点については「現在検討中」としている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722