ニュース 電子 作成日:2013年9月25日_記事番号:T00046065
カナダのブラックベリーが23日、フェアファクス・フィナンシャル・ホールディングスが率いるコンソーシアム(企業連合)に47億米ドルで身売りする計画を発表したことを受け、ブラックベリーにキーパッドを供給する閎暉実業(シリテック)、毅嘉科技(ICHIAテクノロジーズ)は、今年の受注に影響はないと表明した。25日付蘋果日報が報じた。
シリテックは、ブラックベリーは同社3大顧客の1社だが、受注縮小の影響は第3四半期の業績に既に反映されており、今年の受注分は予定通り出荷する他、顧客の分散化を図っているため影響は限定的だと強調した。
毅嘉の主管は、同社はフレキシブル基板の売上構成比が60~70%に上るため、携帯電話キーパッドの売上高30%に対する影響を緩和できると述べた。また、ブラックベリーを引き継いだ会社が引き続き経営するのならば、台湾のサプライチェーンにまだ恩恵をもたらすと話した。
ブラックベリーは今年の生産委託を2社に集中させ、緯創資通(ウィストロン)が最多50%を受注したとみられている。林憲銘ウィストロン董事長は24日の新製品発表会で、ブラックベリーに関するコメントを控えた。
産業アナリストは、ブラックベリーの今年の出荷台数は2,500万台にすぎず、第2四半期の市場シェアはわずか2.9%だったため、宏達国際電子(HTC)、ノキアだけでなく、市場全体に対する影響は大きくないとの見方だ。
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