ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

イノラックスの4Kパネル出荷、50インチが最多


ニュース 電子 作成日:2013年9月25日_記事番号:T00046066

イノラックスの4Kパネル出荷、50インチが最多

 液晶パネル業界関係者によると、群創光電(イノラックス)は9月の4K2K(ウルトラHD)テレビ用パネル出荷で50インチが最多の12万~13万枚となる見通しだ。一方、39インチは競争激化で5万~6万枚に落ち着く見込みだ。25日付電子時報が報じた。

 液晶テレビブランド関係者によると、今年は中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休向け液晶テレビ販促が例年より早く始まり、イノラックス、深圳市華星光電技術(CSOT)の4Kパネルは日韓メーカーより性能はシンプルながら価格が安く好評だ。なお、中国の国慶節連休のテレビ販売台数は前年同期比5%減が懸念されるが、通年の4Kテレビの市場浸透率は3%と、世界で最も高くなる見通しだ。

 イノラックスの4Kパネルは39、42、50、58、66インチなど多様なサイズを取りそろえる。同社は39インチの在庫過剰、サムスン電子の40インチとの競争から、39.5インチを発売する計画もある。また、伝送インターフェースをLVDSからV−by−Oneに切り替えた製品を第4四半期から出荷し、これらを採用したテレビが来年上半期に発売される見通しだ。