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新北市の代表電話と1番違い、間違い電話1日10件も


ニュース 社会 作成日:2013年9月26日_記事番号:T00046069

新北市の代表電話と1番違い、間違い電話1日10件も

 新北市のある家では、使用している電話番号が新北市政府の代表電話と数字が1つしか違わないことから、間違い電話が毎日のようにかかってくる。多い日は1日に10件以上かかってくる上、電話の相手とトラブルになることもあるため、この家に住む男性はストレスをためこんでおり「番号を変えるしかない」と嘆いている。

 約3年前から親戚が所有する新北市板橋区の住宅に住む大学生の男性によると、かかってくる間違い電話の多くは目的の部署に転送を要求するものだが、中には「副市長につないでくれ」というものもあるという。

 こうした電話をかけてくる相手に「この番号は市政府ではない」と伝えると、ほとんどが間違いを謝るそうだ。しかし、先日受けた間違い電話の相手は2回連続でかけてきた上、どうやら勘違いしたらしく「間違えたとしても転送もしてくれないなんて、公務員の怠慢だ」と罵声を浴びせたという。

 男性は、友人や知り合いからの可能性もあるので電話に出ないわけにはいかず、「最初は間違い電話に我慢強く対応していたけど、最近では電話のベルを聞くとビクッとなる」とつらい心境を明かした。男性はやりどころのない不満をインターネットの掲示板に吐露したところ、ネットユーザーから「特殊公務員」との称号が与えられたそうだ。

 ただ、この番号は家の所有者である親戚が申請したもので、勝手に変更することはできないため、彼は今後親戚に相談する予定だ。

 なお、この問題を受けて新北市は、市政府への電話は代表電話ではなく、覚えやすい「1999ホットライン」を使用するよう市民に呼び掛けた。