ニュース 金融 作成日:2013年9月26日_記事番号:T00046073
金融監督管理委員会(金管会)は25日、銀行間ネットワークの運営会社、財金資訊(FISC)の外貨清算プラットフォームで人民元建ての台湾域内・海外送金サービスが30日からスタートすると発表した。26日付聯合報が報じた。
これにより、人民元送金は海外の清算プラットフォームを経由する必要がなくなるため、台湾地区内での送金は当日必ず入金されるほか、手数料負担も大幅に軽減される。中国など海外向けの送金については、送金処理自体は当日処理されるが、送金先口座へ当日入金されるかどうかは現地事情による。
人民元送金はこれまで中国銀行台北支店を経由していたが、財金資訊の人民元送金サービス開始で、中国銀行は送金データを参照できなくなるため、データの機密保持にもつながる。
このほか、中台間ではこれまで、中国語の英文表記時に用いるピンインの表記ミスで送金トラブルが相次いでいたが、金管会銀行局は、繁体字と簡体字の両方に対応する電報コードを設け、送金時に繁体字でも簡体字でも中国語によるデータ記入が可能になった。
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