ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年9月26日_記事番号:T00046084
冷延大手、高興昌鋼鉄(KHC)は25日に開いた臨時株主総会で35%の減資を決議した。減資額は14億8,300万台湾元(約50億円)で、実施後の実収資本金は27億5,500万元となる。減資は年末前にも完了する予定だ。また、冷延設備の売却も決定した。売却先には東南アジアなど新興国が候補として上がっており、1億元以上の売却益を見込んでいる。26日付工商時報などが報じた。
同社は近年赤字が続いており、昨年は8億8,700万元の最終赤字を計上した。昨年末から老朽工場を売却するなど、経営の立て直しを図っている。
証券会社は、永安工業区(高雄市)の冷延工場の操業を停止したものの、最も利益を上げている屏南工業区(屏東県)の鋼管生産工場が稼働しており、土地資産もあるため、同社の経営見通しは悪くないとの見方を示した。
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