ニュース 電子 作成日:2013年9月26日_記事番号:T00046089
アマゾン・ドット・コムが25日発表したタブレット型パソコン3機種のうち、7インチの新製品「キンドル・ファイアHDX」はスペック、価格(229米ドル~)面でグーグルと華碩電脳(ASUS)ダブルブランドの第2世代「ネクサス7」(229米ドル~)を念頭に置いたものとみられ、今後クリスマス商戦で激しい競争が予想される。ただASUSの胡書賓副総経理は「アマゾンはクローズド・システムを採用しており、グーグルのアンドロイドのオープンプラットフォームとは異なる。衝突はない」との見方を示している。26日付蘋果日報が報じた。
「キンドル・ファイアHDX」。市場調査機関IDCの調査によると、第2四半期の米国タブレットPC市場シェアで、アップル「iPad」の50.7%に対し、アマゾンは4.6%にすぎない(アマゾンリリースより)
今回アマゾンは7インチのほか、8.9インチ「HDX」(379米ドル~)も発表した。8.9インチモデルは巨騰国際控股(JT)が金属筐体を供給し、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が組み立てを手掛けるとされる。10月18日から出荷を開始する。
「HDX」は現行モデルに比べ25%の値上がりとなるが、アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「新製品も利益は出ない」と語り、ユーザーに対する電子ブックなどコンテンツ販売で利益を得る収益モデルを継続すると強調した。
同社は今回、現行機種「キンドル・ファイアHD」の7インチモデルを、筐体を変更した上で139米ドルまで値下げした。
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