ニュース その他製造 作成日:2013年9月27日_記事番号:T00046098
経済部統計処が26日発表した8月の工業生産指数は103.67ポイントで前年同月比0.7%下落し、再びマイナス成長に陥った。経済部は、昨年8月の指数が高かった上、今年は情報通信機器に勢いがなく、機械設備や自動車も低調だったためと指摘した。ただ、9月はプラス転換を見込んでいる。27日付工商時報などが報じた。
工業生産指数の9割以上を占めた製造業生産指数は103.40ポイントで同0.59%下落した。
中でも、パソコン・電子製品・光学製品業は79.23ポイントで同13.54%下落し、3カ月連続で2桁のマイナスに見舞われた。ハイエンド通信製品の販売不振やテレビ受託生産の受注減少が影響した。
機械設備業は88.05ポイントで同11.53%下落、自動車・部品業は88.35ポイントで同6.43%下落した。
一方、半導体、液晶パネルなど電子部品業は同2.24%上昇し116.11ポイントとなり、過去2番目の高水準となった。統計処はミドル、ローエンドのスマートフォンやタブレット型PCの需要拡大に伴い、半導体の生産量が増加したと指摘。その他、日米の太陽電池需要の増加、LED(発光ダイオード)照明、バックライトモジュールの受注回復を理由に挙げた。
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