ニュース 運輸 作成日:2013年9月27日_記事番号:T00046101
台湾域内線を運航する華信航空(マンダリン航空)、立栄航空(ユニー航空)、復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)、徳安航空(デイリー・エア)は26日、来年元日からの航空運賃値上げを一斉に発表した。台北〜金門、台北〜馬公など人気路線は10%前後の値上げとなる。中央社などが報じた。
来年の春節(旧正月)の航空券を年内に購入した場合は、現行価格が適用される(26日=中央社)
台北〜金門と台北〜馬公は華信、立栄、復興、遠東の4社がいずれもほぼ10%値上げする。また台北〜台東も立栄と華信が約10%値上げ、台北〜花蓮は復興が8.5%、高雄〜花蓮は華信が10%、台中〜花蓮は復興が7.8%値上げする。立栄が唯一運航する台北〜南竿・北竿(連江県)、徳安が運航する台東〜蘭嶼も約10%値上げとなる。このほか遠東の高雄〜金門(上げ幅2.36%)、高雄〜馬公(同4.4%)、復興の金門〜馬公(同3.59%)などでも値上げが実施される。
過去8年間で燃油価格が倍増したものの域内線の航空運賃は変わらず、最高35%の値上げも検討されたが、離島住民の反対に遭い、上昇幅が約1割以下に抑えられた他、値上げ時期は今年10月から来年1月に延期された。また、離島の住民に対しては政府が補塡(ほてん)するため値上げしないことになった。
さらに交通部民用航空局(民航局)によると、25%に当たるオフピークの便は、14日前までに予約すれば座席数限定で最高3割引となる予定だ。
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