ニュース 金融 作成日:2013年9月27日_記事番号:T00046104
大手金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金)傘下の中国信託商業銀行(中信銀)は先ごろ、東京スター銀行のほぼ全株式を520億円で取得することで主要株主と合意したが、東京スター銀の純資産は1,000億円あるため、中信金は連結決算で株式取得額と純資産の差額として、144億台湾元(約480億円)の評価益を計上する見通しだ。27日付工商時報が伝えた。
東京スター銀の大株主は、米投資ファンドのローンスター、日本のあおぞら銀行、新生銀行、シンガポールのDBS銀行など債権者が占めており、各債権者とも東京スター銀株式を安値でも売却し、資金を回収したいと考えていた。このため、日本進出を図りたい中信金とスター銀株主は利害関係が一致した。中信金は現在、日台当局の監督当局との調整を進めている。
過去1年間で円安が進行したため、中信金が東京スター銀買収で得る評価益は当初見込みよりも膨らんだ。
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