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8月の商業売上高、コンビニが過去最高【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年9月27日_記事番号:T00046105

8月の商業売上高、コンビニが過去最高【図】

 経済部統計処が26日発表した8月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は1兆1,899億台湾元(約4兆円)で前年同月比0.6%減と、4カ月連続のマイナス成長だった。ただ、コンビニエンスストアの売上高は248億元(同3.6%増)で過去最高を更新した。統計処は、若手のサラリーパーソンや小規模な家庭などをターゲットにした、イートインコーナー併設や少量パック、バラ売り販売などの戦略が奏功したと分析した。27日付工商時報が伝えた。

 小売業の売上高は3,191億元で同0.4%増とマイナス成長を脱した。中でもコンビニエンスストアの他、百貨店、スーパーマーケットなどを含む総合商品小売業は924億元(同4%増)で最も貢献した。百貨店は売上高208億元で同8.8%増と伸びが大きかった。統計処は、売り場改装を理由に挙げた。

 飲食業の売上高は340億元で同2.4%成長した。中でも飲料店は猛暑で同8.8%増の38億元となった。

 卸売業の売上高は8,369億元で同1.1%減だった。

 9月の見通しについて統計処は、夏休み終了で小売業、飲食業が影響を受け、8月とほぼ同水準と予測した。前年同月比プラス成長は「あり得る」との見方だ。