ニュース 建設 作成日:2013年9月27日_記事番号:T00046113
熊谷組は26日、100%子会社の華熊営造が台北市信義区の富裕層向け超高層分譲マンション「陶朱隠園」(高さ93.2メートル、総戸数40戸)を中華工程(BESエンジニアリング)から受注したと発表した。既に解体したホテル、亜太会館(アゴラガーデン)の跡地で8月から着工しており、2017年4月末に完成予定だ。工事金額は約100億円(内装工事別)。
完成予想図。DNAの二重らせんをイメージした極めて特徴的な形状だ(熊谷組リリースより)
同建物は地下4階地上21階建て。奇数階フロアは住戸内に柱がなく、玄関扉を開けると135度の眺望が楽しめる。中央コア部には多機能エレベーターがあり、乗用車の他、救急車等も各戸玄関前まで横付けでき、ハリウッド映画のようにF1やクラシックカーを室内に展示することも可能だ。また、有機性廃棄物の再利用のほか、BIPV(建物一体型太陽光発電)、雨水のリサイクルなどの省エネを考慮した設計だ。
熊谷組と華熊営造は台湾で数多くの施工実績があり、04年には台北101(高さ508メートル)を施工。それらの実績と施工能力が高く評価され今回の受注につながった。
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