ニュース 電子 作成日:2013年9月27日_記事番号:T00046119
宏達国際電子(HTC)は今年の出荷台数が2,000万台にとどまり、「小米」「紅米」が人気を呼ぶ中国の新興スマートフォンメーカー、小米科技(小米、シャオミ)に早くも追い抜かれるとの観測が出ている。小米は今年2,100万~3,000万台と、証券会社予測の1,500万台を上回る高い目標を設定している。27日付工商時報が報じた。
林・小米総裁。小米は10年設立の新興メーカーで、販売台数の9割以上を中国市場が占める(26日=中央社)
サプライチェーンによると、HTCは第1四半期の出荷台数が500万台余り、第2四半期は3月発売の新HTC Oneが部品不足に直面し650万~700万台にとどまった。第3四半期も伸び悩み500万台に落ち込む見通しだ。第4四半期は指紋認証機能搭載で5.9インチの「HTC One Max」が発売されてもそれほど売れず、低~中価格製品は購買意欲を刺激できないため、出荷台数は300万台まで減少する予測だ。
一方、小米は第2世代「小米Mi2」「Mi2S」などが人気で、上半期の販売台数は703万台と、昨年通年の実績719万台に迫った。第3世代機種は9月末に出荷を開始する。林斌・小米総裁は26日、台湾でもできるだけ早く発売すると表明。台湾で早ければ第4四半期にWCDMA版「紅小米」も発売すると述べた。
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