ニュース 社会 作成日:2013年9月30日_記事番号:T00046127
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)がこのほど、地球温暖化により、今世紀末には地球の平均気温が4.8度、海水面が97センチメートル上昇するとの予測をまとめたことに関連し、行政院環境保護署(環保署)の葉欣誠副署長は、台湾には海抜1メートル以下の土地が全面積の3%(1,300平方キロメートル)あり、海水面上昇で台北市5個分の広さの面積に影響が予想されると指摘した。28日付聯合報が伝えた。
葉副署長は「海抜1メートル以下の土地は、大半が西部、南部の沿海部にある。海水面の上昇程度が最低値であっても最高値であっても影響は大きい。最も控えめな予測で深刻な影響が見込まれる」と述べ、対策を呼び掛けた。
環保署は以前、海水面が1メートル上昇した場合、台湾では272平方キロメートルの土地が水没するとの試算を明らかにしていたが、IPCCの予測に基づく葉副署長の分析は、当初予想よりも深刻な影響を予測するものとなっている。
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