ニュース その他分野 作成日:2013年9月30日_記事番号:T00046131
求職求人情報サイトのyes123求職網がサラリーパーソンを対象に行ったアンケート調査で、「台北市で生活する場合(独身)、月給はいくら必要か」との問いに対し、回答額の平均は4万3,718万台湾元(約14万円)となった。行政院労工委員会(労委会)の発表では、昨年の大学卒業生の初任給は2万6,000元、大学院卒は3万1,000元だったことから、理想と現実で大きく差が開いている状況が明らかとなった。28日付工商時報が報じた。
また、月給を当月中に全て使いきってしまう、中国語で俗に言う「月光族」は4割、毎月の貯金額が3,000元に満たないサラリーパーソンも3割に上った。給与が上がらない一方で物価は上昇を続けており、飲食、交通費、レジャー・娯楽支出が負担となり、貯金が難しくなっているもようだ。
なお、「今後物価上昇が続くならどう対応するか」との問いには5割が出勤時に弁当を持参するなどで「外食費を減らす」と回答。その他、ガソリン代を節約するため、公共交通機関を利用するとの声も上がった。
yes123求職網は、サラリーパーソンが節約に励めば内需が落ち込み、給与にはね返ってくるという悪循環に陥る可能性があると指摘した。
同調査は9月10~24日にインターネットで実施され、589人から回答を得た。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722