ニュース 金融 作成日:2013年9月30日_記事番号:T00046137
中国政府は29日、上海市浦東新区に金融、投資、貿易分野の大胆な規制緩和を進める「上海自由貿易試験区」を設置した。これに先立ち、中国側は台湾の台湾銀行、第一商業銀行、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)に対し、上海自由貿易試験区への拠点設置を打診したもようだ。30日付聯合報が伝えた。
上海自由貿易試験区は4つの保税区で形成され、敷地面積は28平方キロメートルに上る(27日=中央社)
金融監督管理委員会(金管会)は現在、上海自由貿易試験区での優遇政策について情報収集を進めており、今後台湾の金融機関の事業機会獲得を支援していく考えだ。
上海自由貿易試験区は李克強首相の肝いりで、経済の構造改革と国際化を進めるモデル地区として設置されたもので、今後は人民元の資本勘定での交換容認、金利自由化、外資による医療保険会社の設立など、18業種で規制が緩和される予定となっており、細則の発表が待たれている。
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