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科学技術の研究開発費用、10年にGDPの3%に


ニュース その他分野 作成日:2007年12月26日_記事番号:T00004614

科学技術の研究開発費用、10年にGDPの3%に


 行政院国家科学委員会(国科会)は、2010年には科学技術分野の研究開発(R&D)費用が域内総生産(GDP)の3%を占め、現在の2.45%から0.55ポイントの増加を予測している。楊弘敦国科会副主任委員の発言として、26日付工商時報が報じた。
 
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 国科会の調査によると、06年の研究発費は3,070億台湾元(約1兆800億円)で、前年の2,810億元から9.3%増加した。研究開発費の支出割合は、企業が67.2%、政府出資によるものが31.4%、高等教育機関、個人、域外などが1.4%だった。楊副主任委員は、企業と政府の比率が7対3で好ましいと語った。
 
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 ナノテクノロジー計画の政府予算は、来年までの第1期は178億元、09~14年の第2期は217億元。第1期は紡績、石油化学などの従来型産業に応用された。第2期はエネルギー関連、ディスプレイ、バイオテクノロジーなどに応用したい考え。