ニュース 石油・化学 作成日:2013年9月30日_記事番号:T00046142
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)はこのほど、中国・浙江省寧波の工場に5,000万米ドルの増資を行うことを董事会で決議した。これにより同工場に新設中のフェノールプラントの年産能力を20万トンから30万トンに引き上げる。28日付工商時報が報じた。
業界では米スノコのアセトン工場閉鎖に伴い、アジア市場でのフェノール需給逼迫(ひっぱく)により、アセトンおよびフェノールが高値を維持するとみられている。このため台化は、寧波工場に年産30万トンのフェノール類プラント、同18万5,000トンのアセトンプラントを建設し、シェア拡大を目指す。
また同工場では、昨年から同15万トンのAS樹脂工場が稼働中だ。来年第1四半期には同5万トンのABS樹脂プラントも稼働予定で、中国内需市場での商機獲得を狙う。
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