ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年9月30日_記事番号:T00046144
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は27日、10月の300系冷延・熱延ステンレスコイル・鋼板の台湾域内向けオファー価格を1トン当たり2,000台湾元(約6,700円)引き下げた。これにより、熱延製品は1トン8万500元、冷延製品が同8万5,500元となった。400系製品の価格は据え置いた。また、輸出向けでは各製品価格を最大60米ドル引き下げた。今回の値下げによる平均下げ幅は2.35%となった。28日付工商時報が報じた。
同社はニッケルの国際価格下落と中国メーカーが10月オファー価格を1トン当たり500~700人民元(約8,000~1万1,200円)引き下げたことを受け、川下メーカーの競争力を考慮して値下げを決めたと説明した。30日には、同業の唐栄鉄工廠も10月オファー価格を発表する予定で、同程度の引き下げを行うとみられる。
川下メーカーの彰源企業(フロッチ・エンタープライズ)や允強実業(YCイノックス)は、既に受注獲得に向け内外製品価格を引き下げており、原料コスト低下は受注に有利になると指摘した。
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