ニュース 電子 作成日:2013年9月30日_記事番号:T00046146
30日付経済日報によると、長年にわたり主に自社グループ内から部品を調達してきたサムスン電子が、今年末から台湾調達を拡大する。来年発売のスマートフォン「ギャラクシーF」シリーズ向けに、アップルにも供給している▽可成科技(キャッチャー・テクノロジー)▽鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)▽谷崧精密工業(コクソン・プレサイズ・インダストリアル)▽新日興(SZS)──の名前が挙がっており、アップルとサムスンの戦いが部品市場でも繰り広げられそうだ。
サムスンはモバイル端末の出荷成長が続き、自社グループの部品だけでは不足する恐れがあるため、調達先を拡大してリスク分散を図る考えだ。
業界関係者は、サムスンが今年発売した旗艦機種「ギャラクシーS4」の販売状況が平凡で、携帯電話全体でも従来ほど成長が見込めず、立て直しを図る狙いもあるとみている。また、アップルに長年部品を供給してきた台湾メーカーならば、供給が安定しており良品率も高いとサムスンが判断したと指摘。新製品の展開がスムーズになり、一気に供給量を拡大できるとの見方を示した。
サムスンに部品を供給している台湾メーカーは現在、閎暉実業(シリテック)、大立光電(ラーガン・プレシジョン)、台湾晶技(TXC)など少数だ。
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