ニュース 電子 作成日:2013年9月30日_記事番号:T00046149
30日付電子時報によると、台湾メーカーが受託生産するノートパソコンが、2014年は市場全体で8割を下回る見通しだ。10年は9割以上に上っていたが、ヒューレット・パッカード(HP)とブランド首位を争う中国・聯想集団(レノボ)が来年、自社生産比率を60%まで高めることによる影響を受ける。
なお、市場調査機関、デジタイムズ・リサーチの調査によると、台湾メーカーによるノートPC出荷比率は今年第3四半期は82.9%、第4四半期には81.5%に低下するとみられている。
台湾受託生産メーカーのシェア縮小は、川上部品分野での中国メーカーの競争力伸長と台湾メーカーの後退という情況を招くとみられる。また、レノボによる中国部品メーカー育成は、同社のコスト競争力を高め、台湾ブランドメーカーへの脅威となって跳ね返ることが予想される。
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