大型ショッピングモール、統一夢時代購物中心（ドリームモール）の台南店「南紡夢時代購物中心」を含む大規模開発の第１期上棟式が30日行われた。統一企業集団（ユニ・プレジデント）傘下、統正開発と合弁で同計画を進める台南紡織（台南スピニング）の侯博明副董事長兼総経理によると、同モールは来年第４四半期オープン予定で、初年度売上高60億台湾元（約200億円）以上を見込む。１日付工商時報が報じた。
鄭高輝台南紡織董事長（中）、頼清徳台南市長（左３）ら300人以上が出席した（30日＝中央社）
なお老爺大酒店（ホテルロイヤル）、映画館の秀泰影城（ショー・タイム・シネマズ）、誠品書店（eslite）など有名ブランド60社余りが同日、第１期開発用地への入居に関する契約を締結した。
第１期開発では南紡夢時代購物中心と老爺大酒店（客室250室）が同時オープンを予定する他、台南紡織の本部ビルや１万4,700坪の公園も設置される。
なお残り１万3,700坪の開発用地には南紡夢時代購物中心の第２期拡張、高級ホテル（延べ床面積３万2,000坪）、高級マンション（同５万4,000坪）などの開発を予定。侯副董事長は、20～25階建て高級マンション６棟を計画しており、１坪50万元以上の値が付くと予測している。
同計画全体の最終的な延べ床面積は14万坪以上で、台湾最大の複合商業施設開発計画となり、投資額は第１～３期で200億元。
