ニュース 電子 作成日:2013年10月1日_記事番号:T00046167
奇美実業は30日、同社が保有する液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の株式1億株を1株当たり14.2台湾元(約47円)で一気に売却し、出資比率を11%から9.9%に引き下げた。奇美実業は今後も持ち株を放出する可能性もあるとしており、パネル関連投資から徐々に撤退する見通しだ。これについてイノラックスは「経営に影響は出ない」とのコメントを発表した。1日付工商時報が報じた。
奇美実業は昨年、イノラックスの董事会から役員を引き揚げ、液晶パネル事業の経営から撤退した。しかしその際、イノラックスの株価への影響を抑えるため、株式の売却は行わず、13.57%出資の最大株主の地位にとどまった。さらに傘下の聯奇開発による出資を合わせた奇美グループの出資比率は17.14%となっていた。
その後、聯奇開発が持ち株をすべて売却したほか、イノラックスが行った2度の増資により奇美実業の持ち株比率は11%まで低下していた。
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