ニュース 電子 作成日:2013年10月1日_記事番号:T00046172
聯発科技(メディアテック)が8月に発表した8コア(オクタコア)プロセッサー「MT6592」は12月の量産・出荷開始を予定しているが、すでにTCLなど多くの中国スマートフォンメーカーの注目を集めており、海外大手ブランドとの差別化を図るため、各社がメディアテックへの発注を積極化しているもようだ。1日付工商時報が報じた。
TCLはこれまで約10年にわたり海外市場で製品販売を行ってきたが、今年第2四半期から中国市場での販売を開始。オンラインストア大手の京東商城と提携し「idol X(東東槍)」ブランドで製品を展開している。なおTCLは中国市場でサムスン電子を抜いてトップブランドの地位に立つことを目指しており、今後メディアテックにとって重要顧客となりそうだ。
メディアテックは8月から売上高が減少していて、再度上向くのは11月と観測されている。しかし、MT6592に加え、タブレット型パソコン向け「MT8135」やクアッドコアの新プロセッサ「MT6588」の需要も高まっているため、第4四半期売上高は市場予測の前期比15%減に対し、10%減以内にとどまる見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722