ニュース 電子 作成日:2013年10月1日_記事番号:T00046173
1日付経済日報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)の中国・鄭州工場(河南省)は今月から生産したアップルのiPhoneを少量ながら中国の各省に直接出荷し始めた。鄭州工場は保税区内にあり、これまで香港などにいったん輸出した後に再輸入しなければならなかったが、直接出荷により関税や貿易税が浮かせる効果が期待できる。同工場はiPhone生産台数が1日当たり数十万台と世界最大の拠点だ。
陳輝龍iDPBG事業群(デジタル製品事業群)総経理は先週、iPhoneの中国向け出荷が早ければ来月にも実現すると述べた。これにより、関税、輸送コスト・時間を大幅に節約でき、中国市場攻略を狙うアップルにとっても重要な一歩だと指摘した。アップルは世界同一の価格戦略を採っているが、コスト削減で価格調整幅が広がり、中国と米国の同時発売も可能になる。
陳総経理はまた、今後、iPhoneの受託生産だけでなく、販売や修理などアフターサービスまで担いたいと述べた。
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