ニュース 社会 作成日:2013年10月2日_記事番号:T00046178
馬英九総統が台北市長時代の特別費不正支出疑惑に関連し、総統就任後に当時取り調べを担当した侯寛仁検察官の責任を追及するよう当時の王清峰法務部長に圧力をかけていた疑いがあることが、法務部の李進勇元政務次長(民進党)の指摘で明るみに出た。2日付蘋果日報が伝えた。
馬総統は当時、侯検察官によって汚職の罪で起訴されたが、2008年4月に無罪が確定。その後、侯検察官が事実と異なる調書を作成したなどと批判していた。法務部長への圧力が事実とすれば、個人的な「遺恨」によるものとも受け取られかねない状況だ。
李元次長によると、馬総統は10年1月に陳長文弁護士に依頼し、侯検察官を文書偽造などで告訴するとともに、陳弁護士は侯検察官を批判し、法務部による処罰を求める投稿を新聞に行った。その後、馬総統は投稿の新聞記事を切り抜き、王法務部長に圧力をかけたとされる。法務部はその後、台湾高等法院検察署(高検署)に対し、侯検察官の過失に関する調査を文書で要求していた。
李元次長は「レッドライン(越えてはならない一線)を踏む行為だ」と強く批判した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722