ニュース 金融 作成日:2013年10月2日_記事番号:T00046182
金融監督管理委員会(金管会)銀行局の1日発表によると、台湾資本の銀行の1~8月税引き前利益は1,830億台湾元(約6,000億円)と、前年同期比3%増にとどまった。1~5月は同10%以上の増加幅だった。2日付工商時報が報じた。
張国銘・銀行局副局長は、経営破綻状態の奇力光電科技(チーメイ・ライティング・テクノロジー)や7月に米国で破産法適用を申請した台湾海陸運輸集団(タイワン・マリタイム・トランスポート、TMT)などに加え、8月にTMT子会社の新旗艦投資で延滞債権9億7,200万元が発生し、国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)や高雄銀行の延滞債権が膨らんだためと指摘した。
1~8月税引き前利益は多かった順に、▽中国信託商業銀行(CTBCバンク)、162億元▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)、152億元▽国泰世華銀行、118億元▽台新銀行、114億元──だった。
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