中華電信は１日、音楽配信サービス「Hami+音楽」を開始すると発表した。台湾５大音楽ソフト制作業者が提供する楽曲のダウンロード購入のほか、無料試聴、月額制ストリーミング配信の「KKBOX」、携帯電話着信音配信など既存の音楽サービスを統合し、提供する楽曲数は1,000万曲を超える。また１つのアカウントで曲を購入すれば、携帯電話、ダブレット型パソコン、デスクトップＰＣなどさまざまな端末で聞くことが可能になる。２日付工商時報が報じた。
李董事長（左３）は音楽のワンストップショッピングを実現すると述べた（中華電信リリースより）
中華電信の李炎松董事長は、「当社は音楽界のセブン−イレブンとなり、台湾最大のオンライン・デジタル音楽サービス業者を目指す」と語った。
なお「Hami+音楽」では年内に月額119台湾元（約390円）の１年契約を結べば、毎月100元で20曲が購入できる「Hami+音楽超値包」など優待プランを提供する。
また同日、インターネットを通じたカラオケサービスを提供する愛卡拉互動媒体が「Hami+音楽」の提携パートナーとなると発表した。
