ニュース 食品 作成日:2013年10月2日_記事番号:T00046189
1日に電気料金をはじめ、衣食交通関連の値上げが一斉に実施されたことを受けて、食品業界でも値上げの動きが出ている。大手の義美食品(I-Meiフーズ)や光泉牧場(KCデイリー)はアーモンドチョコレートやアイスクリーム、豆乳などで8~25%の値上げを行う予定だ。2日付中国時報が伝えた。
一方、ベーカリーなどで組織する業界団体、台北市糕餅商業同業公会(台北ベーカリーアソシエーション)は、「今回の電力料金上昇で業界で一斉に値上げが起きることはない」としながらも、「粉ミルクやバター、アーモンド、龍眼、小豆、大豆など原料価格が昨年8月に比べ1~3割上昇しており、電気料金よりも影響が大きい」と指摘。今後、業者が個別に値上げを行うとの見通しを示した。
なお経済部は1日、「重要商品および原物料市況監理小組」の初会合を開き、現時点でキャンペーン終了などによる一部上昇を除き、物価は全面的な上昇は起きていないとの意見でまとまった。
ただ、経済部の調査では弁当店やレストラン、飲料などのチェーン店や大型商圏では値上げの動きは見られないものの、市場における粉ミルクや米の価格は上昇しているようだ。
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