ニュース 電子 作成日:2013年10月2日_記事番号:T00046194
2日付自由時報が英フィナンシャル・タイムズの報道を基に伝えたところによると、中国・広東省深圳市のバッテリーメーカー、深圳市徳賽電池科技(Desayバッテリー)と欣旺達電子(SUNWODA)がアップルのスマートフォン「iPhone5」に製品を供給しているとの観測が出ている。これについて元大宝来証券のアナリスト、デニス・チャン氏は、両社がアップルのサプライヤーになったとすれば、台湾の新普科技(シンプロ・テクノロジー)や順達科技(ダイナパック)のシェアや価格交渉力に影響が出ることになると指摘している。
フィナンシャル・タイムズによると、アップルがコスト抑制や特定のサプライヤーへの依存を避けることを目的に部品調達先の分散を図る中、技術力を高める中国メーカーがサプライチェーン入りを果たすケースが増えており、iPhoneやタブレット型パソコン「iPad」といったアップル製品に部品を供給する中国企業の数は2011年の8社から今年は16社に増えているという。
なお、バッテリー2社のほか、山東省の音響部品メーカー、歌爾声学(GoerTek)も今年から新iPhoneおよびiPad向けにスピーカーを供給、新iPhoneのイヤホン製造も手掛けている。
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