ニュース 電子 作成日:2013年10月2日_記事番号:T00046198
ノートパソコン業界ではここ数カ月、需要不振からタッチパネル搭載製品の在庫過多に苦しんでおり、タッチパネル関連部品の調達規模を急激に縮小している。こうした中、来年のタッチパネル業界では大幅な価格引き下げにより受注確保を図る動きが活発となり、撤退企業が相次ぐとの懸念が出ている。特に競争の激しいタッチスクリーンコントローラIC業界では、すでに撤退メーカーが出ているもようだ。2日付電子時報が報じた。
タッチパネルを搭載したスマートフォンやタブレット型PCの需要拡大を受け、PC業界でもタッチパネル時代に突入するとの機運が高まったことから、2012年には同分野への参入が相次いだ。
しかしタッチ機能を導入したノートPC、オールインワン(モニター一体型、AIO)PCとも需要は予測を大きく下回る状況となっており、ノートPC市場におけるタッチパネル搭載製品の浸透率は依然20%にも及んでいない。
こうした状況を受けてタッチIC業界では、禾瑞亜科技(EETI)がノートPC用タッチICモジュールのオファー価格を4.5米ドル、さらに義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)は3米ドル以下に引き下げているとされる。約1年前の10米ドル超からは大幅な値下がりで、2社の将来性を不安視する見方が出ている。
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