ニュース 電子 作成日:2013年10月2日_記事番号:T00046199
DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)がメモリモジュール世界最大手の米キングストン・テクノロジー向けに生産した30ナノメートル製造プロセスの製品で、歩留まりが低下していることが分かった。2日付電子時報が伝えた。
歩留まりの低下はイオン注入プロセスの機器にトラブルが生じたことが原因で、生産能力にして7,000~8,000枚分に影響が出ている。全量廃棄には至らないが、問題の製品はパソコンのOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーには納品できない見通しだ。
DRAM業界では、韓国系のSKハイニックス無錫工場(中国江蘇省)で9月4日に火災が起き、製品供給が滞った結果、DRAM相場が40%も上昇し、2ギガバイト(GB)DDR3の場合、オファー価格が2.3米ドルまで高騰している。パワーチップの生産トラブルはDRAMの需給逼迫(ひっぱく)に拍車をかける可能性がある。電子時報は10月の契約価格が10%以上上昇する可能性もあると指摘した。
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