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欧州ブランド下着、来月値上げへ


ニュース その他製造 作成日:2007年12月26日_記事番号:T00004620

欧州ブランド下着、来月値上げへ

 
 ユーロ高圧力とレースの材料コスト上昇に伴い、「シャンテル」など欧州系ブランド下着の輸入業者の多くが、来年から小売価格を平均5%~10%引き上げる。

 仏の高級下着シャンテルの台湾支社は来年1月から、定番シリーズの「グラフィ」を2,980台湾元(約1万500円)から3,480元に引き上げるなど、平均10%の値上げを決定した。今年台湾に上陸したばかりの「パッショナータ」も6%~8%値上げし、台湾奥黛莉(オードリー)が扱う仏「バルバラ」、伊「オフリミッツ」などのブランドも5%~10%の値上げを行う。

 現在台湾の下着市場は250億元規模で、このうち輸入下着は20億元強を占める。シャンテルの方寒宝総経理によると、今年は全体的に不景気で百貨店での下着市場は昨年比で5~6%落ち込んだ。統計では、これまで女性1人が1年に購入する下着の数は7、8枚だったが、今年は6、7枚にとどまっているという。26日付経済日報が報じた。