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大成集団の種豚場、「桐徳牧場」が供用開始


ニュース 農林水産 作成日:2013年10月3日_記事番号:T00046206

大成集団の種豚場、「桐徳牧場」が供用開始

 大成長城企業は2日、屏東県新ヒ(ヒはつちへんに卑)で台湾域内としては最高クラスの養殖環境をうたう種豚場「桐徳牧場」(8.6ヘクタール)の供用を開始した。現在500頭の種豚を飼育し、今後川下の養豚農家と契約し供給していく。養豚農家の出荷は年間72万~90万頭に上り、50億台湾元(約165億円)以上の生産額を予測している。3日付経済日報などが報じた。


桐徳牧場は豚舎の面積はわずか4分の1で、残りは湖と森林が占める(2日=中央社)

 台湾の養豚業は生産額が750億元で、肉類全体の消費量のうち豚肉が過半を占めている。同社は市場の需要に応えるため、養鶏事業での成功経験を養豚事業に生かす考えだ。

 同社は種豚事業に既に6億元を投じており、桐徳牧場の他、里港、塩埔(屏東県)、関廟(台東県)にも種豚場を設けている。年内には屏東県内に1カ所増設する予定だ。

 また、養豚事業拡大に伴い、主力の飼料事業の拡大も目指す。シェア1割が目標だ。将来的にはブランド豚の育成にも視野に入れる。