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台北の都市開発、「西区」に再び活況


ニュース 建設 作成日:2007年12月26日_記事番号:T00004621

台北の都市開発、「西区」に再び活況


 台北市の都市開発は近年、信義副都心など「東区」と呼ばれる東部に集中していたが、来年台北市で計画されている都市再開発計画の多くが万華区、中山区に集中しており、「西区」の開発が活況を見せる見通しだ。開発総額は2,000億~3,000億台湾元(約7,015億~1兆500億円)に上るとみられる。26日付中国時報が報じた。

 開発用地の不足に行政が積極的に対応した結果、台北県・市における都市計画変更案件は過去最高に達している。台北市が今年認可した都市再開発計画は20件に達し、昨年比で倍増した。

 台北市都市更新処の辺子樹処長は、「過去開発業者の進出は大安区、中正区など地価が高いエリアに集中していたが、台北駅でのツインビル着工や都市再開発に関する規制緩和などで、西区が注目を浴びるようになった」と指摘した。

 デベロッパー潤泰創新の劉忠賢執行長は「市政府が西区の再開発を打ち出したことで、多くの建設業者が進出しようとしている。潤泰も3、4件の交渉を行っている」と述べた。