ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年10月3日_記事番号:T00046214
中国・比亜迪(BYD)グループと台湾矽能能源(台湾ソーラーエナジー)の合弁、台湾比亜迪電動車業が開発した大型電動バス「K9」が車両安全審験中心のテストに合格し、バス会社の苗栗客運から3台を受注した。またある科学技術系大学に10台を供給することで契約を交わしたもようだ。3日付蘋果日報が報じた。
太陽光発電システムなどを手掛ける台湾矽能は昨年、同社が49%、BYDグループが51%を出資し、BYDが技術とブランドを提供する合弁会社、台湾比亜迪を設立。今回、テストに合格した「K9」は、台湾の同業、華徳動能科技(RAC EV)や台湾立凱電能科技(aleees)の電動バスに比べ走行距離が長いなど優れた性能を備えており、注目を集めている。
なお台湾政府は2022年までにディーゼル・バス6,200台の淘汰を進める計画で、電動バスメーカーには大きな商機が見込める。このため台湾比亜迪は今後、小型、中型の電動バスを各地で販売する計画で、小型バスについては既に開発を終え、組み立て業者を確定すれば車両安全審験中心での試験に入れる状態で、中型も既に設計に着手している。
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