ニュース 電子 作成日:2013年10月3日_記事番号:T00046217
タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)が2日発表した第3四半期の売上高は170億4,500万台湾元(約565億円)で、前期比2.08%の減収となった。粗利益率は前期と同程度とみられ、第3四半期も赤字が続くと予想される。3日付工商時報が報じた。
同社は中国・北京小米科技のスマートフォン向けの5インチOGS(カバーガラス一体型)タッチパネルを受注しており、第3四半期は強い受注の伸びが見込まれていた。しかし、低温ポリシリコン(LTPS)パネルなどハイエンド液晶パネルおよびコントロールチップの供給不足により、出荷は予想ほどには伸びなかった。
タッチパネル搭載ノートパソコンの新機種発売時期が近づいており、ウィンテックは華碩電脳(ASUS)とデルから複数機種向けの受注を獲得したと観測されている。9月から少量出荷、10月からは生産規模を拡大し、10月は大幅増収が予想されている。単月売上高が80億元水準に到達すれば、黒字転換にも期待がかかる。
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