ニュース 電子 作成日:2013年10月3日_記事番号:T00046218
3日付工商時報が業界関係者の話を基に報じたところによると、グーグルと華碩電脳(ASUS)のダブルブランドによるタブレット型パソコン、「ネクサス7」第2世代製品の売れ行きが予想ほど伸びておらず、今年の出荷台数は380万〜400万台と従来予測の500万台を大きく下回る見通しだという。これにより、同社タブレット型PCの通年出荷は目標の1,200万台に届かないとの見方が出ている。
販売好調のメモパッドHD7はネクサス7同様ディスプレイサイズ7インチで、販売価格は5,990台湾元(約2万円)だ(ASUSリリースより)
これに対しASUSの張偉明・広報担当は、ネクサス7販売状況についてのコメントは避けたものの、「『MeMO Pad HD7(メモパッドHD7)』が好調で、タブレットPCの通年1,200万台突破は可能だ」と強調した。なお同社の上半期タブレットPC出荷台数は約500万台となっている。
また、グーグルとASUSのダブルブランドによるタブレットPC展開が第2世代ネクサス7で終了するとの観測が浮上する中、ASUSはネクサス7への依存度引き下げを図っており、張広報担当によると「非ネクサス7」の出荷比率は既に50%に達しており、第4四半期は60%への引き上げを目指すとしている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722