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クウェート石油公社、台湾中油に投資意向


ニュース 石油・化学 作成日:2007年12月26日_記事番号:T00004622

クウェート石油公社、台湾中油に投資意向

 
 台湾中油の潘文炎董事長は25日、クウェート石油公社(KPC)から出資を打診されていることを明らかにした。KPC関係者が先ごろ台湾を訪れ、台湾中油の戦略的投資パートナーとなることを打診したという。26日付経済日報が伝えた。

 KPCは台湾中油の株式が民営化過程で放出されれば、戦略的投資パートナーとして出資に応じたいとの意向を示しているとされる。潘董事長は、「民営化には労組との協議や立法院での審議が必要で、具体的なタイムスケジュールはないが、もし民営化が確定すれば、海外投資家の注目を集めることになる」との認識を示した。

 潘董事長はまた、台湾中油は石油資源を確保するため、海外での探査投資を強化し、3年以内に探査費用を年30億台湾元(約105億円)から3倍以上の100億元に増額する考えを示した。

 このほか、台湾中油は米アラスカ州政府と共同で石炭加工工場の建設に向けた検討を行っているという。投資額は50万米ドルを見込む。