ニュース 電子 作成日:2013年10月3日_記事番号:T00046221
発光ダイオード(LED)需要が今後も堅調とみられる中、過去の大量生産による価格下落という苦い経験から、台湾、韓国、日本、米国のLEDメーカーが生産拡大に対し慎重姿勢に転じている。一方、中国メーカーは拡大姿勢を貫いており、今後の価格は照明向け需要などで消化できるかにかかっている。3日付蘋果日報が報じた。
証券会社の予測によると、来年の業界全体のMOCVD(有機金属気相成長法)装置の増加台数は前年比45%増の307台で、半数以上の125台を中国メーカーが占める見通しだ。LEDの供給過剰は今年の3%から来年7%に膨らむ恐れがある。
晶元光電(エピスター)は、今年のMOCVD装置は新旧入れ替えが中心で、2インチから4インチ対応機種への変更を行う。毎年20台の入れ替えを予定している。一方、中国子会社の常州工場、アモイ工場では生産拡大を計画しており、中台で保有台数300~320台、最大手メーカーの座を維持したい考えだ。
一方、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)は今年は桃園県平鎮工場に4インチ以上対応の15台を増設した。同社広報担当は、来年は中台ともに生産能力拡大の予定はないと語った。
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