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台北旅行展18日から、日本ブースが最多118区画


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年10月3日_記事番号:T00046224

台北旅行展18日から、日本ブースが最多118区画

 海外旅行ツアーや航空券、台湾各地のホテル宿泊券などを格安で提供する旅行展示会、台北国際旅展(台北インターナショナル・トラベルフェア、ITF)が18日から4日間、台北世界貿易センターの一、三館で過去最高の1,350ブース(前年比12.5%増)が出展して開催される。中でも観光庁の共同出展が110区画で最多、日本航空(JAL)などを合わせると日本が118区画を占める。台湾人の日本旅行人気が続く中、来場者数延べ28万人の盛況を予想している。3日付経済日報などが報じた。


台中国際旅展(TITF)は11月22~25日に開催される(2日=中央社)

 台湾観光協会主催の台北国際旅展は昨年4日間で延べ26万人が来場し、旅行商品の売上高は15億台湾元(約50億円)に達した。21回目の今年は台北世貿展覧一館2階まで会場を拡大し、周辺のホテルなど観光業にも恩恵をもたらす見通しだ。アルゼンチン、チリ、オランダ、ポーランドなどを新たに含む60カ国・地域の900単位が出展し、国・地域別では日本の118区画に米国40区画、マカオ24区画が続く。

 台湾観光協会は、各国・地域から出展があるのは、台湾は人口に占める海外旅行者の割合がアジアで上位のためで、特に今年は日本行きの旅行者数が前年同期比5割増だと指摘した。

 交通部観光局の統計によると、1~8月の出境者数は前年同期比6%増の延べ740万人で、通年では延べ1,100万人の過去最高更新が見込まれる。行き先は中国が最多で、日本は2番目だ。

ホテル宿泊券や食事券も

 旅行会社大手、雄獅旅行社(ライオントラベル)は関西紅葉狩り3万1,900元から、韓国4日間8,900元などのツアー商品を販売する。

 航空会社は11社が出展する。中華航空(チャイナエアライン)は短距離路線を1,300元引き(香港は別途設定)、長距離路線を2,500元引きと、昨年の1,000元、2,000元引きより割引幅を拡大する。長栄航空(エバー航空)は宿泊券が当たる抽選を行う。復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)は人気路線で1元からのオークションイベントを毎日開催する。7月に台北(桃園)~ホノルルに就航したハワイアン航空も初めて出展し、2万元(税など別)の航空券を離島行き無料航空券付きで1万7,000元で販売する。

 高級ホテル、温泉旅館などホテル関係の出展は284社と前年比1割増だ。台北喜来登大飯店(シェラトン台北)は高層階の豪華客室の宿泊券を6,999元と57%引きで販売する他、ホテル内のタイ料理レストラン「スコータイ」の食事券4人分3,600元(23%引き)などお得な食事券も扱う。その他高級ホテルも半額~77%引きなどの各種宿泊プランを提供する。

 台北国際旅展は18日正午から一般向けに開放する。入場券は200元、セブン−イレブンや全家便利商店(台湾ファミリーマート)で17日まで購入できる前売り券は180元だ。 

【表】