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工作機械価格、コスト増で5%値上げへ


ニュース 機械 作成日:2007年12月26日_記事番号:T00004623

工作機械価格、コスト増で5%値上げへ


 鋳物部品価格が大幅に上昇し、来年第2四半期は過去最高の1キロ当り50台湾元(約175円)となる可能性も出ている。程泰機械、亜イ機電(イは山の下に威)、協鴻工業などの機械メーカーは、この水準では内部消化できる範囲を超えるため、工作機械の価格を少なくとも5%以上値上げせざるを得なくなるという。 26日付工商時報が報じた。

 協鴻の葉新華総経理は、原材料の供給不足による価格高騰は世界的な問題となっており、下流の機械加工業者の理解はほぼ得られると考えている。協鴻では今年1年工作機械の価格を10%以上値上げしたが、特に大きな反発は招いていないという。

 程泰の楊徳華董事長も、「コストが増えれば、工作機械の価格も上げるべき上げ幅で値上げする」と語り、来年春節(旧正月)前後に1回目の値上げを実施する考えを示した。