ニュース 政治 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046232
立法院で民進党の議員団総召集人を務める柯建銘立法委員は3日、台北地方法院検察署を訪れ、馬英九総統、黄世銘検察総長を機密漏えい、名誉毀損、公務員による公文書不実記載、権力乱用などの疑いで告訴すると同時に、検察当局による柯立法委員に対する盗聴録音記録の証拠保全を求めた。4日付自由時報が報じた。
柯立法委員(右2)は3日午後、告訴手続きで立法委員や弁護士とともに台北地方法院検察署を訪れた(3日=中央社)
柯立法委員は今回の盗聴内容漏えい疑惑の渦中にある馬総統を、ウォーターゲート事件で辞任に追い込まれたニクソン元米大統領に例え、黄検察総長については、馬総統の不法行為について証言することが生き残る唯一の道だと主張した。
柯立法委員は自身が一審無罪となった背任事件をめぐり、王立法院長を通じ、曽勇夫・前法務部長や検察幹部に働き掛けを行い、上訴を断念させたとされる事件の中心人物でもある。検察は事件捜査の過程で、柯立法委員の電話を盗聴し、その内容を黄検察総長が馬総統らに捜査完了前に報告していたことが明るみになっている。
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