ニュース 金融 作成日:2013年10月4日_記事番号:T00046235
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は3日、既存の上場企業を買収する形で株式上場を果たす「裏口上場」について、投資家保護の立場から監督強化措置を今月末にも明らかにする方針を表明した。裏口上場後に経営状況が悪化し、一定期間内に改善しない場合や、出来高が少なく、同時に信用取引禁止銘柄や警告銘柄に指定されている場合には、強制的に上場を廃止させることも視野に入れる。4日付蘋果日報が伝えた。
裏口上場企業の問題は、人気パン店「パン達人手感烘焙(トップ・ポット・ベーカリー)」を傘下に持つ基因国際生医(ジノム・インターナショナル・バイオメディカル)のインサイダー取引疑惑で改めて関心を集めている。
基因国際生医は同社董事長の徐洵平氏らが2010年、赤字経営だった亜全科技傘下の上場企業「達鈺」を買収して、社名変更の上、裏口上場を果たしたケースだった。同社は12年から13年にかけ、店頭市場に当たる証券櫃台買売中心(櫃買中心)から21回も「注意銘柄」として公告され、その間に株価や出来高に異常な動きが見られたため、金管会も調査を行っていた。
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